海と桜の奏 ~Pure・Harmony~

あっ、そうだった……


今日桜土君の家に来たのは、私と桜土君が出場する音楽祭の『歌詞』を決めるからだった………


桜土君、最初は“オレの家で2人で決めよう”言ってくれたんだけど


『桜土君の家で!?ち、ちょっと待って!!//////』


私が2人っきりは恥ずかしくて恥ずかしくて、アイと小梅に頼み込んでムリヤリつき合わせちゃったんだよね………


オマケに冬柴君と茶竹君も加わって、今こうして桜土君の部屋に集合している…というワケだ。


「桜土君、ごめんなさい……」


皆に聞こえない位の小声で、一応謝っとく私。