私達の方をチラチラ見ながらトレイを受け取る桜土君に、冬柴君と茶竹君が爆笑した。


「卓磨ぁ!!耳まで赤いぞ!!」


「よっ!純情少年!!」


「ウルセェ!お前等紅茶ブッかけるぞ!!///」


男の子3人のたわいもないケンカにクスクス笑う桜土君のお母さん。


「じゃあ皆、ゆっくりしてってね」


そう言うと、私達が集まっていた桜土君の部屋から出て行った。


「桜土君って、お母さん似なの?」


私はカワイイティーカップに入った紅茶を啜りながら尋ねた。


だってこうでもしてないと、緊張で倒れそうなんだものっ!!