なんだ?と思って目線を上げると、桐生と目が合う。
「ねぇ桜土君……“人魚”って何の事?」
突然の桐生の質問。
「人魚?人魚って………オレの方こそ何の事か聞きたいんだけど」
「ええ!?さっき『人間じゃなくて人魚』とか言ってたじゃない!!」
首を傾げてると、桐生の説明により何の事かようやく理解出来たのだった。
あーーー…アレね。
さっきオレが桐生抱きしめてた時、ポロッと言っちゃったアレの事言ってるんだな……桐生は。
「アレはそのままの意味だよ。オレにとっちゃあ桐生の歌声は“人魚の歌声”だから…さ」
「ねぇ桜土君……“人魚”って何の事?」
突然の桐生の質問。
「人魚?人魚って………オレの方こそ何の事か聞きたいんだけど」
「ええ!?さっき『人間じゃなくて人魚』とか言ってたじゃない!!」
首を傾げてると、桐生の説明により何の事かようやく理解出来たのだった。
あーーー…アレね。
さっきオレが桐生抱きしめてた時、ポロッと言っちゃったアレの事言ってるんだな……桐生は。
「アレはそのままの意味だよ。オレにとっちゃあ桐生の歌声は“人魚の歌声”だから…さ」



