オレはポンポンと桐生の頭を撫でて、微笑みかけた。
「安心しろ桐生。本っっ当に上手かった。音楽一家の生まれのオレが認めたんだ。間違いない」
「さく……」
「それに外山や浜口はお前の親友だろう?その2人も“上手い”言ってんだったら、信じろ」
ムニュッ…と、柔らかいホッペを横に引っ張る。
「ふぁっ!?イヒャイイヒャイ!!」
痛がってる桐生の頬を解放して、またピアノのイスに座り直した。
「大丈夫だって。お前の歌声には人を引きつける力がある。もっと自信持っていいよ」
何となくだけど、分かった気がする。
「安心しろ桐生。本っっ当に上手かった。音楽一家の生まれのオレが認めたんだ。間違いない」
「さく……」
「それに外山や浜口はお前の親友だろう?その2人も“上手い”言ってんだったら、信じろ」
ムニュッ…と、柔らかいホッペを横に引っ張る。
「ふぁっ!?イヒャイイヒャイ!!」
痛がってる桐生の頬を解放して、またピアノのイスに座り直した。
「大丈夫だって。お前の歌声には人を引きつける力がある。もっと自信持っていいよ」
何となくだけど、分かった気がする。



