監禁ゲーム~REBOOT~

数秒後、孔雀は気付いた。

自分の手元から、拳銃が地面に落ちていたことに。

手が痺れている。

目の前には、拳銃を構えている尾形。

孔雀は思った。

"尾形には勝てない……"

孔雀はその場から、逃げ去った。
 
尾形は追おうとしたが、傷が痛み、走れなかった。

「一体……何なんだ……何だったんだ………」

最後に残ったのは、変なモヤモヤ感。

疑問はやはり疑問のままに………