監禁ゲーム~REBOOT~

2008年 11月9日

この日、マシェリエスはある場所に向かっていた。

まだ昼間なのに、辺りは暗闇。

そして、そんな中にただ1つ建っている、真っ黒で薄気味悪いビル。

マシェリエスは静かにビルに入っていった。

「コツ…コツ…コツ…」

鳴り響く足音。

「………骸様。」

マシェリエスは足を止め、少し上を見て呟いた。

「……ドクター・D。よくご無事で。……血痕ですかぁ……致命的なミスを……」

マシェリエスに向かって喋っている、この男……

"骸"

この事件の………

重要人物だ……………

「す、すいません……」

マシェリエスはマザー・Kから買ったデータチップを、骸に渡した。

骸はデータチップをすぐに確認した。

数分後、骸はマシェリエスにある命令をした。

それは……………