監禁ゲーム~REBOOT~

尾形は隅にある、テーブル席に座った。

柊も黙って席に座った。

よく見ると、いや、よく見なくてもか。

いくら上にジャケットを着ていても、上半身裸は寒いだろ。

雪男。

「なんか飲むか?奢ってやるぞ。」

柊は首を横に振った。

「早いとこ、教えてくれ。」

尾形はコーヒーを注文し、携帯を取り出し、署に電話した。







署に電話し、得た情報を話した。

「売人の正体はわからないが、新宿の○○ホテルの路地で買ったらしい。」

「……わかった。」

柊は席を立ち、茶店から出ていった。

尾形はコーヒーを飲み干し、タバコに火を点けた。

今日は、長い1日だった。