「よし、んじゃあ、行くか」 そう言って航汰せんぱ――――…航汰は立ち上がる。 あたしも立ち上がろうとすると、航汰が手を差し伸べてきた。 「…ありがとう、航汰」 そう言ってあたしは航汰の手を握って立った。 「うわ、舞奈の手、ちっせぇ」 名前を呼ぶことすら躊躇したあたしとは反対にもう慣れたって感じであたしの名前を呼ぶ航汰。