ぞっこん☆BABY〜朔ver〜





後輩にはそんなことを言ったものの………結局そのあと頭の中から愛梨が消えることはなかった。



気にすることないと思う自分がいる反面、気にしてる自分もいる。



全ての授業が終わり外に出ると、朝のように後輩が駆け寄ってきた。




「あのー…愛梨から連絡ねぇっすか?」


「まだ連絡とれねぇの?」




もう夕方の3時。



さすがにこの時間まで寝てるなんてありえない。



……てなると、あいつやっぱり寝てたんじゃねぇのか?




「女友達に聞いたんすけど、あいつ昨日男と遊んでたらしくて……」


「男?」


「夜中かららしいんすけど、その男っていうのが朔くんも知ってる人で……」




俺の知ってるやつ?




「あの牧田(まきた)先輩っすよ」




その名前を聞いて………ゾッとした。



できればその名前は聞きたくなかった。



牧田先輩は地元では有名な人で、確か蓮と拓斗と中学が同じだった。



後輩の彼女に手を出すので有名で、1回会ったことがあるけど……体がでかくて近づいちゃいけないオーラが出ていた。



男の俺から見ても、ヤバい人だってすぐに分かった。




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