──「ん‥‥」
「南千瑠!大丈夫か‥‥」
起きた場所は、静かで真っ白な天井の保健室。
「大丈夫‥‥だよ。な、なんで大樹がここに‥‥?」
「誰が助けて、保健室に連れてきたと思ってるんだよ」
そっか。あたし屋上で‥‥
「あたし‥‥何してた?」
「飛び降りようとしてた。そこを、俺が必死にお前の腕掴んで‥‥俺、めちゃくちゃ怖かったんだぞ。お前が‥‥」
「‥‥あたしが?」
「南千瑠が、死んじゃうんじゃないかって‥‥俺、本当に怖かった」
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