「蓮~。鉛筆2本もってなぃ~?」 「もってねーよ。持ってこなかったの?(笑)」 最後の (笑) はなんですか! 「航太くんに借りれば~」 にやにやしながら蓮はあたしの顔を覗く。 「あ、彩に借りるし!」 あたしの前の席の彩に、蓮と同じ事を聞く。