「はーい。では、次は体育大会のことについて決めたいと思います」 体育大会より、体育祭がいい。 と、どうでもいいことを心の中で呟きながら、 担任の話を聞き流す。 「みなさんは、2組のため、黄団となります。この中から応援団を決めることになりますが…」 『応援団』 その言葉にあたしは反応する。 応援団に入りたいんだよ~! 話し合いが始まる。