この際、似合ってるかどうかは置いといて

別に変では、無いよね?
大丈夫よね?

よし、もう8時前だし行こうかな。

携帯や財布とかを手に取り、ポケットと鞄に入れる。






自分の部屋を出て、階段を降りてリビングに顔を出した。




「あれ?今日日曜だよ?何で制服着てるの」


テレビから視線を外し、私に目を向け不思議そうに首を傾げたのは私の兄、

福嶋 玲-フクシマ レイ-
私の二つ上の18歳。


初めに言っておくとこの人、







まさかの 緋龍 の幹部さんです。