「ね、声でかい。声のボリューム下げようか」
「なあにぃ??」
「だから、声n「えーやだあ!やっとユキチと会えるから、テンション上がっちゃってるんだもーん」
最後まで言ってないのに分かったってことは、聞こえてたんじゃねーか
なにが「なあにぃ??」だ。
わざと聞き返したな、コイツ
「…結音、今から行くから。校門のとこ居ればいい?」
私は結音の言葉をキレイにスルーし、話を進めた。
水綺 結音-ミズキ ユイト-
同い年の16歳。
これが例の友達。
これでもこの人一応男子です。
やだあ!とか…アンタは女かっ
まあ確かに、たまーに女装して現れるときあるけどね…
でも別にオカマだとか、女装癖があるというわけじゃ無いんだと思う。
本人曰く、自分の魅力を理解した上での行動らしいから。
そしてまたもや言ってしまうとこの子“呀狼”の幹部さんです。
だからって玲には結音の事は話したりしないし、
もちろん玲の事も結音に話さない。
あくまで私は中立の立場を突き通さなければならない。自分の平穏のためにも。
