幼なじみは人気者



「ひな、なんかあったか?」

隼人…?

「何もないよ。何で?」

「保健室行くのに何で屋上なんかにいたんだよ」

あっ…そっか
私屋上で倒れたんだ
どーしよう

「外の空気吸いたかったから…」

「ふーん。」

それだけ!?

「隼人は…何してたの?」

「俺?俺は教室で悠と話してたら
乃愛から連絡きて屋上行ったんだよ」

隼人?何で私の目見て話さないの?

何で嘘つくの?
ヤバイ…涙出てきた

「ひな!?何で泣いてんだよ…」

「ごめん。今日はもう帰って」

「は?お前やっぱりなんかあったんだろ!」

「お願い…帰って。今日はありがとう」

私はそう言って布団に潜った

一度も隼人の顔見れなかった

「ひな…。また明日来るからな」

隼人は静かに病室を出ていった

その瞬間
我慢してたものが全部出た

「ふえ…グスッ……ふぇぇええ…は…やど…」

朝までは普通だったのに…
今まで通り幼なじみだったのに

隼人はかっこいいから
人気者なのはわかってる

隼人の事好きになっちゃいけないんだ…