おれの身体がくるっと回り、みぃちゃんの姿が目に入った。 みぃちゃんの潤んだ瞳。 ピンクに染まった頬。 普段はあまり見れない、上目使い。 ……………くそっ! かわいすぎる!!! お願いされるようなみぃちゃんの表情に、おれは目を反らしたくなるけど、目を反らすにはもったいないくらいのかわいさで… ぐっ…! 『ふに゛ゃぁ~』 これはみぃちゃんのためなんだ…。 シノダのためなんかじゃねぇからな! おれは、身体をジタバタと動かした。