それから10分経っても出てこなくて…

「おい…何やってんだよ!!早く吐色を助けろよ!!おい!!」

「わかってます!落ち着いて下さい!今探してますから…」


消防団も限界だった。
こんな広い豪邸で火は止まらなくて…
俺が何を求めても無駄だった。