「ってことで、男のほうは適当に決めといて…ってもう決まってるかな?ウフフ。」 かなさんはあたしを見て笑う。 「…決まってなんか…」 「決まってるくせに~。あっ思い出した。あたしたちの3組じゃなくて他校の女もいるんだった。てなわけで早く行かないと取られるわよ~。」 のんきにそんなことを言いながら去っていく2人。