「その後、私達は集まり……ある決意を持ってファンクラブを立ち上げました」 「ある………決意?」 私がそう聞き返した途端、第二会議室の空気が重くなった。 思わずごくっ…と唾を呑む。 「その決意とは……」 「とは……?」 高まる緊張。張り詰める空気。 そんな中で、麗子ちゃんは静かに口を開き――… 「翔太様の恋を応援する事です!!」 にっこり笑って言い切った。