天然王子とツッコミ姫☆




「へ?え?えぇっ!?」



突然の事態について行けず、不安に駆られながらも周囲を見渡す事しかできない私をよそに、



「ひぃふぅみ……全員ですわね」



拍手していた麗子ちゃんは、全員立ち上がったのを確認してから私の方を向き……



「それでは、おめでとうございますわ!!」



満面の笑みで私に頭を下げた。