……もう、とにかくボケのオンパレードだった。 それを全てツッコミ無しで切り抜けたのだから、褒められてもいいと思う。 そう思いながら、今日の苦労を語り終えると…… 「……本当ですか?」 麗子ちゃんは、私の隣に座ってる美少女―――…同じクラスの大原くるみ(オオハラ クルミ)ちゃんに確認を取った。 日本人形のような雰囲気を醸し出すくるみちゃんは、 「えぇ、間違いないです」 静かにそう言って、私の体験談を肯定する。