「……あれ、普通だ」 ちょっと拍子抜け。 一文目がアレだっただけに、警戒しちゃったけど……弁当の催促がしたかっただけかぁ。 良かった…と胸を撫で下ろした所で、私は本文がまだ終わってない事に気が付いた。 くわえていた掛け布団を口から離し、その文章をチラッと見て――… 『どすこい』