「……まぁ、弁当箱だって使われないよりマシでしょ」 一人ごちながら、私は西山の顔を思い浮かべて―――… 「〜〜〜っ」 ボンッ!! 昨日の夜の事を思い出して、思わず赤面してしまう。 ……ちっ、違う!! 私が昨日キスした…のは、なんか断っちゃいけないって思ったからであって!! 自分から望んだ訳ではけして無くって!! 「……………あぅ///」