……なんて安堵したのもつかの間。 「さて、藤野さん……」 麗子ちゃんが、声を低くして私の前に立った。 おっ……いよいよ来るかな? 『私達の翔太様に近付かないでくださいませっ!!』 みたいなヤツ。 小説とかでよく見るシーンだし、一回本物見たかったんだよね!! 立ち会えるなんて……感無量っ!! とか興奮してたら。 「貴女、私達の翔太様に……」 『きたきたキタァ!!』