天然王子とツッコミ姫☆




自己嫌悪と翔太の笑顔で、頭の中がぐちゃぐちゃする。


もう、何も分からない。

分かりたくない。


……私は無我夢中で、家の中へと駆け込んだ。


――――――…
―――――…



バタンッ!!


息切れしながら駆け込んだ私の家は、当然だけど静かだった。