「んー、やっぱり少し熱いね」


「そ、そうかな」


やっと離れた翔太の綺麗な顔。


いつの間にか緊張していた私は、それに安堵しながら頷くと、翔太を家の中に招いた。


ずっと玄関先で立たせとくってのも申し訳ないしね。