考えながらベッドから降りると、食パンを一枚頬張ってから薬を飲んで、もう一度横になった。 枕元には、水分不足を回避するためにお茶を備えておく。 「ゔ〜…」 唸りながら天井を見上げれば、思い浮かんだのは翔太の笑顔。 女の私より格段に可愛いその笑顔を思い出して、キュンと胸が苦しくなる。