「……っ」


「だから、僕が助けてあげようか?」


「えっ……。
でも……」


「北星、敷地広すぎだから、抜け道とか、けっこうあるし」


「いや……。
あの……。
でも……。
せっかくのお話なのですが……」


「……ん?」


「あたし……。
本当に……男の方が苦手で……。
本当に、ごめんなさい!!」


バババッ!!