男の肩に担がれたまま、動かせる範囲で首を動かして、きょろきょろしていると……。
「悪ィ、悪ィ。
俺、ノーコンだし」
グラウンドから、男が近寄ってきた。
「やっぱ、ここで、球蹴りしちゃ危ねぇよな」
口ではそう言ってるクセに、全然悪いと思っていないような素振り。
どうしよ……。
また男が増えた!!
それに、この人、あたしのこと助けてくれたわけじゃなさそうだし……。
「悪ィ、悪ィ。
俺、ノーコンだし」
グラウンドから、男が近寄ってきた。
「やっぱ、ここで、球蹴りしちゃ危ねぇよな」
口ではそう言ってるクセに、全然悪いと思っていないような素振り。
どうしよ……。
また男が増えた!!
それに、この人、あたしのこと助けてくれたわけじゃなさそうだし……。

