あたしがふぅーっと胸を撫でおろしたとき……。
「だから、言ったじゃん。
心優ちゃんは、男ギライだって」
繭ちゃんが、花音ちゃんの背中をポンポン叩いた。
……え? よく知ってるね。
あたしが、男の子苦手だってこと。
あたしが目をまん丸にすると、繭ちゃんがあたしを見おろし、ふふっと笑った。
「桜花に北星の男子が来たときも、ほうき持って、固まってたもんね。
心優ちゃん」
「だから、言ったじゃん。
心優ちゃんは、男ギライだって」
繭ちゃんが、花音ちゃんの背中をポンポン叩いた。
……え? よく知ってるね。
あたしが、男の子苦手だってこと。
あたしが目をまん丸にすると、繭ちゃんがあたしを見おろし、ふふっと笑った。
「桜花に北星の男子が来たときも、ほうき持って、固まってたもんね。
心優ちゃん」

