ヤンキー王子とラブレッスン①【完】

のんちゃんに抱きつかれながら……。


“五十嵐くんのことも……こんな風にわかるといいんだけどな”


そんなことを考えていると……。


「はい、心優」


のんちゃんは、あたしにノートのコピーを手渡した。


「1日、7日、8日。
心優が休んでたときの分。
宿題も出てるからね。
覚悟して。
それが出来てから……心優に、あたしのおみやげも渡してあげる」


「……っ。
宿題?」