それに……。
『1ヶ月後、北星と桜花のダンスパーティーがある。
おまえが俺の彼女になりたければ……。
その時、そのドレスを着て、俺の元に来い』
これがなかったら……。
あたし、五十嵐くんの彼女になれないよ!!
そんなの……イヤッ!!
だから、あたしは……。
のんちゃんの手から、ドレスを奪い返した。
「のんちゃん、返して!!
これは、ダメなの。
それから、それから……。
五十嵐くんも……あげられないの!!」
言い終わって、はぁはぁと、肩で息をつく。
『1ヶ月後、北星と桜花のダンスパーティーがある。
おまえが俺の彼女になりたければ……。
その時、そのドレスを着て、俺の元に来い』
これがなかったら……。
あたし、五十嵐くんの彼女になれないよ!!
そんなの……イヤッ!!
だから、あたしは……。
のんちゃんの手から、ドレスを奪い返した。
「のんちゃん、返して!!
これは、ダメなの。
それから、それから……。
五十嵐くんも……あげられないの!!」
言い終わって、はぁはぁと、肩で息をつく。

