ヤンキー王子とラブレッスン①【完】

そんな自分が恥ずかしくて、いたたまれなくなって……。


もぞもぞ……ゆっくり小さく身じろぎすると……。


「あー……。
でも、まだこの口から、聞いてないな」


五十嵐くんは、あたしの顔をのぞきこむようにして、あたしのあごに指をかけた。


……え……。


なんだろ?


聞いてないことって……。


そう考えるあたしに、絡ませるように重ねる視線。