ある意味、ほんと、うらやましい……。


そんなことを、寝起きの頭でボーっと考えていると……。


「ほらほら、早く。
心優、そのままの格好でいいから」


のんちゃんはあたしのお布団をはぎとって、そのままあたしの腕を掴んだ。


「今日は、分刻みのスケジュールなんだからね?
わかってる!?」


……って、そんなの……。


「知らないよぉぉおおお!!」


もぉ!!


のんちゃん!!


あたしを振り回さないで!!