「えぇぇっ!?
……じゃなくて!!
あたしだって、のんちゃんに、そんな気持ちは持ってないよ~!!」


あたしは、イスから立ち上がって、絶叫した。


「いくらあたしが、男ギライだって。
恋は、ちゃんと男の子としたいもん!!」


……まぁ……ね。


女子校だから。


いろいろな噂は耳にするし、いろんな好みの人はいると思う。


でも、あたしは……。


そこまで思ったとき、ニヤリと笑ったのんちゃんと目が合った。