珍しく神妙な顔つきののんちゃんが気になって……。
あたしは、ゴクンと生つばを飲み込んだ。
するとのんちゃんは……、あたしの目の前にひとさし指をつきたてた。
「ひとつは、心優が、行きずりの狼に食べられちゃうこと!
たとえば、今度の合同授業で!!」
「えぇっ!?」
「もうひとつは、心優が、女に走ること!
だって、心優の男ギライは、ハンパないもん!!」
「えぇぇっ!?」
「でも、初めに言っとく!
あたしは、心優、ナシだから」
あたしは、ゴクンと生つばを飲み込んだ。
するとのんちゃんは……、あたしの目の前にひとさし指をつきたてた。
「ひとつは、心優が、行きずりの狼に食べられちゃうこと!
たとえば、今度の合同授業で!!」
「えぇっ!?」
「もうひとつは、心優が、女に走ること!
だって、心優の男ギライは、ハンパないもん!!」
「えぇぇっ!?」
「でも、初めに言っとく!
あたしは、心優、ナシだから」

