「心優、末期」
ふぅーっと息を吐き出して、くたびれたように、イスの背に寄りかかった。
……かと思ったら……。
「あ、ひとついい方法がある!!」
ニヤッと不気味に笑って……。
「心優ちゃんには、まず“男”に慣れてもらいましょうか?」
ひとさし指をあたしの頬に当てて、のんちゃんはそれを小刻みに動かした。
「あたしの幼なじみ、心優に紹介してあげる」
ふぅーっと息を吐き出して、くたびれたように、イスの背に寄りかかった。
……かと思ったら……。
「あ、ひとついい方法がある!!」
ニヤッと不気味に笑って……。
「心優ちゃんには、まず“男”に慣れてもらいましょうか?」
ひとさし指をあたしの頬に当てて、のんちゃんはそれを小刻みに動かした。
「あたしの幼なじみ、心優に紹介してあげる」

