今日は天気は良かった。 気持ちよくて、お昼寝できそう……。 「いやー、かなり騒がれてたな!」 「そうだね。 恭平は人気者だから」 「里依もだろ」 2人で笑い合った。 青い空を、白い雲が駆け抜けていく。 それをぼんやりと眺めてた。 「なぁ」 「ん? 何?」 「里依ってさ……好きな奴いるの?」 急に何を言い出すんだ? この人は……。