a secret princess






バン!!


その時、突然ドアが開いた。




私はいつも忠良に言われているとうり、

突然開いたドアの方を向かないように顔を伏せた。



もちろん、これは他国の人が、私が姫だと知って悪用するのを防ぐため。



いつの間にか

突然の訪問じゃなくても、そうする癖もついてしまったくらい。





「誰だ!」



忠良は私たちを守るようにかばいながら、刀に手を添えた。