愛「……なんか…あったの?」



私は優翔に近寄った




優「………言うなよ…」

愛「うん!!」



私と優翔が床に座った


優「春樹…学校行ってねーんだよ…」


優翔が俯きながら言う

愛「うん。なんとなくわかる」


優「そうじゃなくて…高校に入学してねーんだよ」



愛「え……?」



入学してない…?



愛「まさか…お父さんとお母さんがいないから?」




優翔は首を横に振った

愛「じゃあ…お金?」


また首を横に振った




愛「じゃなにさ!!」



バンッと床を叩いた