「おはようございます。」

「おはようございます!」

今日も1日大変な日が始まる。

私の朝は毎朝こんな感じで、

総務課の私は毎日大忙し。


私は、望月南。24歳。
大学を卒業して2年たった。

「望月さん、こっちの資料、読んどいてください。」

「南ちゃん、こっちのどうだと思う?」

それくらい自分でしてよ…。

何て、本人の前では、言えないので、


「わかりました。この資料ですね。」

「これに関しては部長に聞いた方がいいかと思いますよ。」


これでも結構仕事の成績としてはいい方なので、こんな質問は日常茶飯事で、

対応の仕方はお手の物だ。

そんな時、

「望月さん、ちょっと。」

部長に呼ばれた。

何だろう。

そう思いながら、
部長について行った。


「実は、秘書課から君を秘書課に欲しいと言ってきてね、
そのことで、断るか、賛成するか、今日中に決めてほしいそうなんだよ」

は?
どーゆーこと?

秘書課?

私を欲しい?

えっ!それを賛否しろって!?今ここで。