キーンコーンカーンコーン♪ 「ななお、今日バイトあるから先帰るね。」 「分かった、じゃあね。」 校門を出てから数分してからあたしを呼ぶ声が聞こえてきた 「栗原。」 「あっ、斉藤じゃん。今帰り?」 あたしに声をかけてきた こいつは、同中で仲がよかった男友達の斉藤。