「あっごめんね。へへへへっ、支えてもらっておかげでこけずにすんだよ。」 「そんな急いで走んなくてよかったのに、大丈夫?」 「うん、大丈夫。ありがとうね。」 そっと彼方くんから離れて言った。 しかし、あたしの顔は何故だか真っ赤になっていた。 きっとこれは、走って暑くなったからに違いない… そう自分に意味もなく言い訳とゆうものをしていた