「彼方………会いたい。だめ?」 だめ?とか………なに可愛い事言ってんだよ。だめな訳ない。 「俺もななおに会いたい。」 その後、俺は待ち合わせをしている彼女の家の近くの公園へ急いで向かった。 公園へ行くと、すでに先に来ていたななおの姿を見つけると、走っていき自然に体が動いてななおを抱きしめる。 「…………ななお、会いたかった。」 「あたしも…………」 ななおはそう言うと、背中に手をまわしてきて俺は、そんな彼女が可愛くてそれと同時に愛しくなりさらに、抱きしめる力を込める。