すっかり元気を取り戻したあたしは、その後よしお先輩と別れて家へと帰宅した。





「ただいまっ♪♪……んっ?はっ!!本屋行くの忘れてた!!」





再び、家を出ようとしていると携帯が鳴った。




ジャンジャン~♪♪



彼方からだ・・・掛かってきたっ!!



「もしもし?」



《もしもし、昨日はごめんな?バイト先の奴らと飯くってて、その後つれ回されてて結局、夜中に帰ってきて連絡遅くなって》



ホッ………やっぱ、バイト先の人だったんだ。



「ううん、いいよ。あのっっ、バイト先に迎えに来てくれてた日もしかして…」