雨、のち虹




「ずいぶん仲良くなったじゃない」

野々宮に声をかけられて振り向いた。

「そうですか?」

「うん、結構仲良さそうに見えたけど」

人見知りも少しは改善してきているのだろうか。
前より打ち解けられるまでの時間が短くなったような気がする。
野々宮の友達だったからかもしれないが。

「ちょっと心配してたんだけど良かった」

「心配?」

もしかして、花火買ってこられるか心配されてたとか!?
そうなるとかなり心外だ。
そこまでお馬鹿ちゃんキャラになった覚えはない。

しかし、野々宮の答えは全く違うところだった。