お腹すいたー。 通学途中から鳴りやまないお腹を押さえながら歩いていると後ろから声をかけられた。 「千鶴ちゃん?」 千鶴も相当眠かったがそれにも増して眠そうなのは小山だ。 「小山先輩、おはようございます」 「おはよー」 あの、目開いてますかそれ。 あまりにも眠そうなので前が見えているのか心配になる。 「小山先輩ちゃんと前見て歩いてくださいよ」 「うん」 うん、じゃないから、危ないから。 誰かこの人の危険な歩行をどうにかしてください。 野々宮でも通らないかとあたりを見回した時思い出した。