「あ、言っておくけど、ナイスバディって言うのとは違うから」 「……」 それ、微妙に傷つくんですけど。 「さて、それじゃハルが死んだ日の事を話してくれるかな?」 「えっ?」 「ハルが傍にいたっていうのもあるけど、今までこういうことがなかったのは君自身の力によるところ大きいんだよ」 「……」 力。 そういわれて自分の手のひらを見たけど、そんなのは微塵も感じない。