「それは無理だよ。死んだ日が違ってたから時間軸がずれてお互いのことを認識できなかったし」 「ますます持って人間は面倒だな」 そう言い残し、白夜はゆっくりと瞳を閉じた。 永久は空っぽになった白夜のお皿を取り上げて、 「だから、面白いんじゃない」 永久は呟きながら点滅する携帯を眺めた。 「次はどんな仕事だろうね――?」