檸檬の変革

僕は幼い頃の記憶を今昨日の出来事の様に鮮明に思い出した。

そして怖くなった。

彩華は5歳の頃出会ったままの姿で
僕が19歳の時に知り合って愛した彩華の姿と寸分違わない姿だった。


彩華は一体何者なんだろう?


僕は身震いした。

そして恐る恐る彩華の手紙の続きを読んだ。


私は19歳の貴方に出会った。
眩しいくらい若さに溢れて、そして優しい青年になっていた。

私は隼人が私を覚えていないか不安で怖かった。
そして、私を愛してくれなかったらどうしようかと怖くて仕方がなかった。
でも、それ以上に隼人の側にいたい気持ちが抑えられませんでした。


そして、私は隼人に愛されました。
私はとても幸せな日々を過ごしました。
でも、私には時間が無かった。


隼人と離れなければいけない日が近づいていても最後の一秒まで側にいたかった。